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冤罪捻出のしくみ2 [政治社会]

では2つ目の問題点は何かというと、裁判官の非常識です。

普通に考えて、証拠に矛盾があればそれを質して確認するということが求められているのに、なぜか裁判官は判決有りきで、証拠の採用不採用を決めてしまうことが多くの冤罪で見受けられます。

 

つまり冤罪が作られるという別の側面としては最後の関門である裁判所が機能していない点が上げられるでしょう。

 

今の状況は裁判所が検察の補足機関となっているかのように思われます。なぜそうなるかといえば、彼らも官僚の一部だからです。検察官と裁判官は交流があり、一般人との交流は抑制されることで検察側に立って案件を裁くことになるのは必然でしょう。一人の人間が捕まった時点で勝負がついているようなものです。たまに、検察の意向に流されない判決を地裁レベルでは出されることがありますが、しっかりと裁判する裁判官が左遷されてしまうのが今の裁判所なのです。

 

司法の独立がなくしては冤罪が作られ続けるという点では、裁判員制度が裁判官の非常識を一般人の目線に戻し、裁判官の非常識を常識と照らし合わせる機会になるでしょう。そして刑事事件だけではなく、行政裁判にも裁判員制度を広げてほしいとも思います。


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